32hストレスフリー相対音感プログラム修了アンケート
お名前(Ms.Hisako HOASHI)ご職業(会社員)学校( )年齢(46才) 音楽歴(鍵盤 )楽器(30年以上 )
お住まいの地域(東京都)
プログラムを無事修了されました。おめでとうございます!祝。
当初は、何が原因で音感に不安があるのか?を突き止める事から始まりました。
①キーによって、苦手なインターバルがある事、そしてその症状はキーによって違う事、
②時々、無意識に固定Cドが頭をもたげて、移動ド音感の邪魔をする事、
③夢中になる時間が短く、つまりそのキーにどっぷりと浸かる事が出来ない事、
④指定されたキーに即、入り込めない事、などが分って来ました。
そのひとつひとつを処方した結果、プログラムの内に、
「どっぷりと浸かれば全てのキーでエラーゼロになる音感がある!」事が立証でき、この問題を制覇されました。
これがこのプログラムの目的であり、最大の功績と言えます。
ひとえに、プログラムを信じてこつこつと努力して頂けたからこそ成し遂げた快挙ですので、
ご自身を沢山誉めてあげて下さい。祝!!!
長い時間かけてそのキーに浸かりさえすれば、移動ド相対音感が機能する事が判り自信が持てたと思います。
この時点でプログラム初日に診断した①②③の問題が解決しました。
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残りの回数に余裕が出来たため、
これから先は、プログラムの基本目的ではないオプションとして、
オクターブの枠をはずした音感=「枠はずし」に入りました。
これも、長い時間かければエラーゼロになる事もプログラムの内に立証しましたね。
これも自信が持てたと思います。
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残りの回数は、
初日の診断の
④「指定されたキーに即、入り込めない。」
言い換えれば、「長い時間を掛けないとキーに入り込めない」というところの克服に入りました。
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この16回のプログラムでは、基本目的である
最大のミッション、12キーでの移動ド相対音感90。エラーゼロを完全制覇しました。
そして、オプションである枠はずしも、時間を掛けてならエラーゼロを制覇しました。
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そして、更に残り時間を
④「指定されたキーに即、入り込めない。」の症状に対して処方チャート「Call & response」を作製しました。
これらの、「オクターブの枠はずし」と「Call & response」は時間に余裕があったので進めた内容で、
本来のストレスフリー相対音感90プログラムには無いものですのであしからず。
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つまり、このプログラムの内容目的に対しては余裕をもって完全制覇した事をここであらためてご確認ください。
お悩みの点を具体的に詳細に検索し、
その都度オーダーメイドの処方リハビリチャートを作成しながら
効率よく克服して来た訳ですが、
①プログラムの最中、エピソードがありましたらお聞かせください。
攻略方法の一環として、音に色づけする、
ラフマニノフが作曲する際にも色鉛筆を使っている写真がありますし、
バーンスタインは子供の為の音楽教室で音と色との関連性について自分の意見を述べています。。
スクリャビンにおいては、色と匂いと音の芸術を追い求めたという自伝があります。。
もっとイメージを大切に・・・と思って音に色づけや音程のイメージをしよう、としておりましたが、
キーによって例えばMも色んな色に変わる、前後の音で全く違うMに聞こえる、というのが常態化しておりました。
それで良いのです。キーによってもその日の体調によっても、フレーズによっても相対的に感じ方は変わります。
ただ、いつもその様に音と自分の日常の何かの情報と関連付ける習慣を疑似体験して頂く為に行いました。
多くの芸術家はこれを当たり前の様に無意識に情報収集をしますが、慣れていない方はその思考回路がありません。
Sonicではその、芸術家が当たり前に無意識にする思考回路が体感出来る様に務めています。
それでも、いろいろな処方箋を次々試させて頂けて、ひたすら音を感じて唱える、先生も生徒も忍耐の要るプログラムだと感じておりました。
はい。目標に向かって思いはひとつです。
②終わって暫くして譜面を使用しないイヤトレをどう思われますか?
視覚では無く、聞こえてくる音のみに集中する!という訓練は、演奏技術を上げる動の訓練と相反して、感性に働きかける静の訓練だと思います。
自分と向き合う。という事です。
③コストパフォーマンスは如何でしたでしょうか?
進捗状況に応じて、現状の私に合った処方箋やプログラムを考えて頂けたり、最高のコスパだと思います。
ありがとうございます。
④メールの対応は如何でしたでしょうか?
感想文に毎回丁寧に分かり易くコメントを追記頂きまして、感謝申し上げます。
コミニュケーションが情報伝達の全ての鍵と思っています。
感想メールの相互確認のやりとりにつき、ご協力ありがとうございました。
⑤音楽はとかく主観的になりがちですが、この客観性を重視したリハビリチャートは如何でしたでしょうか?
客観性を重視したプログラムを今まで経験したことが無かったので、リハビリは興味津々で取り組んでいました。
ただ素直に聞こえてくる音を移動ドで唄う、だけのプログラムがこんなに忍耐力が必要とされる、とは思ってもみませんでした。
出来るまでやる!です。
全問正解エラーゼロになった時に初めて自分の音感に客観的な手ごたえと自信を持つことが出来ます。
そこまでやって初めて選手とコーチの信頼関係が出来ると思っています。
⑥相対音感とはどういう音感の事だと思いますか?
どこからでも音階で聞き分けられる能力
そうですね、音と音との相対的な関係からそのキーを割り出すことも出来ます。
移動ドでの相対音感がしっかりしていると、
不意に聞えたメロディーも階名で唄っている様に聞えてしまいます。
⑦固定ドとはどういう音感の事だと思いますか?
聞こえる音のキーがCで固定されている音感
詳しくは、
Cのキーとは限らずに、
物心ついた幼児期に最初にドレミ~といわれて聞かされたキーで
何年も生活すると、
例えば、
トロンボーンの方で、B♭でドレミ~と教わった方は、
ドレミ~といえば、B♭から始まるものだけだと信じている訳です。
つまり幼少にドレミ~とならったキーだけで長い年月生活すると
そのキーに感性が固定されてしまう。。これを固定されたド=固定ドと言います。
多くの場合、鍵盤の白鍵盤だけでドレミファソラシドが弾けてしまうCからが一番教え易い事から
多くの子供はCから始まるのがドレミファソラシドだと教え込まれます。
結果、固定C=ド 音感の人が殆どですが、上記の様に幼少から管楽器を習った方に多く観られる、固定B♭=ド音感の人も実際にいます。
ちなみに、「私はCの固定ド」 だと思い込んでsonicに来られた方が、
では、ドレミファソラシドを唄ってみて下さい。。というと、
その殆どの方の唄うドレミ~は厳密に、BのキーかB♭のキーで始まる、つまりスタートの音が下がった位置から唄い始めます。
これは、ご本人の概念はCの固定ドですが、現実的に正真正銘、ドの位置が明らかにCからずれて移動している、
つまり移動ドの方である事を告げると、皆様驚きと同時に論理的に納得されます。
調号のある譜面を演奏される方は明らかに固定されたドが一か所ではなく12種類(12音階の種類)の
固定ドである方が遥かに音楽の楽しみも12倍に広がる事は誰でも容易に想像が付く事と思います。
つまり、既成概念に捕らわれずに、自分のその日の体調や精神状態のモチベーションの高さで素直にドレミ~と
唄えた方が遥かに自分が音楽により近く寄り添えるという訳です。
sonicはその為に譜面を用いず楽器の助けを借りずに自分の内から正確に自分の思いを音で唄える相対音感に仕上げる事を理念としています。
⑧移動ドとはどういう音感だと思いますか?
聞こえる音のキーが固定されない音感
そうですね、音が階名で聴こえてしまうので、その階名を辿ると論理的にキーが割り出せるというものです。
⑨移動ド相対音感を付けたい方や、固定ドで悩まれている方にメッセージをお願い致します。
まだまだ移動ドの攻略には時間がかかる常態ですが、確実にオリジナル曲、インプロの内容が変わったのは実感できます。
いまのところゆっくりとやれば出来る音感には仕上がっています。
次の課題は、
とっさのキーの変わり目に
直ぐにそのキーの人間に成り切れる為の強い意志を持つ相対音感が今後の課題ですね。
やればやるほど違った自分に出会えるので、引き続き攻略したいプログラムです。
本来、断片的ではありますが相対的に尺度をお持ちの音感でしたので、
12種類のキーでどのキーに音感の断片化があるか?の検索作業から始め、
最終的に全てのキーにおいて断片化は修復された事は数字で証明されました。
良く頑張られましたねっ!これもご自身の音楽に対する情熱が成功を導いた訳ですので
ご自身の音楽する心とその脳を優しく、そして沢山誉めてあげて下さい。祝!
あとは、テンポやキーの変わり目にその尺度が揺るがない様にする為に応援したいと思いました。
アンケートのご記入ありがとうございました。礼。 沢村